ATTO ソフトウェア

追加コストなしのRAID保護

データを保護することは、どのようなIT環境においても最も重要なタスクの1つです。なぜなら、失われたデータを復旧することは、高価であったり、時には不可能であったりする可能性があるからです。長年にわたり、ATTOハードウェアRAIDアダプタは、データ保護、パフォーマンス向上、容量拡張、および管理機能の強化のために信頼されてきました。これらの同じ機能がATTO PowerCenter Proで利用できるようになりました。

ATTO 12 Gb/s ExpressSAS® SAS/SATA HBAとATTO ThunderLink® Thunderbolt™アダプタに組み込まれたソフトウェアインターフェースであるPowerCenter Proは、ハードウェアRAIDコンポーネントを追加する必要やコストなしに、RAID保護とパフォーマンスを追加します。ユーザは簡単にRAID 0、1、1e、10グループを作成することができます。PowerCenter Proは、あらゆるストレージメディアで使用することができますが、特にSSDストレージで威力を発揮します。SSDは、従来のハードドライブと比較して10倍のパフォーマンスと最大500倍の低レイテンシを実現します。

ATTO PowerCenter Pro 統合ソフトウェア RAID には以下が含まれます： RAID0、1、1e、10オプション、RAIDグループ作成、監視、管理のための使いやすく、完全にスクリプト可能なCLIとEFIインターフェイス、フルブート対応、ホットスペア対応

ALUAファイバーチャネルストレージシステムへの直接接続

ほとんどのストレージシステムは、最適なパフォーマンスと継続的なアップタイムを保証するために、複数のファイバーチャネル入力を持つ冗長RAIDコントローラを利用しています。オペレーティングシステムは、同じストレージデバイスへの複数のパスを認識し管理するために、非対称論理ユニットアクセス（ALUA：Asymmetric Logical Unit Access）をサポートする必要があります。しかし、ALUAのサポートはmacOS©では制限されることがあり、各ストレージベンダはALUAを異なる方法で実装しています。

ATTO Multipath Directorは、Apple©、Windows©、Linux©のホストがALUAをサポートするストレージシステムに直接接続することを可能にする独自のドライバで、ワークステーションやサーバに完全に冗長化された高性能なストレージソリューションを提供します。Multipath Directorは、ストレージコントローラへの接続を自動的に検出、設定、管理し、最適なパフォーマンスを実現します。競合製品は、macOSに組み込まれたネイティブのマルチパスソフトウェアを使用することに制限されています。

ATTOは、Multipath Directorをテストし、カスタマイズすることで、相互運用性と最適なパフォーマンスを保証し、柔軟性と管理機能により、個別のワークフローに合わせたチューニングが可能です。Multipath Directorはまた、ロードバランシングを使用して複数のファイバーチャネルリンクのパフォーマンスを集約し、アプリケーションのパフォーマンスを向上させます。Multipath Director は、ATTO ThunderLink© Thunderbolt™ ファイバチャネルアダプタおよび ATTO Celerity™ HBA でのみ使用可能です。

• 高可用性ストレージ - エンタープライズクラスのストレージシステムと組み合わせることで、ワークステーションやサーバーアプリケーションに完全な冗長性と高パフォーマンスのストレージソリューションを提供します。Multipath Directorは、複数のユーザがデータにアクセスできる高可用性により、納期を確実に守り、プロジェクトの迅速かつ効率的な完了を可能にします。
• 優れたパフォーマンス - ストレージへの複数のパスにまたがるロードバランシングは、データ転送に複数のファイバーチャネルパスを使用することにより、システム全体のパフォーマンスを向上させます。この機能は、ATTO独自のAdvanced Data Streaming (ADS™) レイテンシ管理技術と組み合わされ、最高の一貫したパフォーマンスを保証します。このため、Celerity ファイバチャネル・ホストバスアダプタは、エンタープライズクラスの接続に最適です。
• 生産性の向上 - 自動パスフェイルオーバーとフェイルバックを備えたMultipath Directorは、複数のワークステーションやサーバがストレージの同じ「プール」に継続的にアクセスすることを可能にします。データへのリアルタイムかつ同時アクセスにより、ワークグループまたはシングルユーザは、時間とコストを節約する効率的なワークフローを作成し、プロジェクトの完了までの時間を劇的に短縮することができます。
• 簡素化されたストレージ管理 - CelerityファイバーチャネルHBAで標準提供されるATTO Configuration Toolは、ストレージとホストシステム間の複数の接続の設定、監視、管理、およびトラブルシューティングを維持するための使いやすいGUIです。
• 広範な相互運用性 - Celerityの32Gb/秒、16Gb/秒、8Gb/秒、クアッド、デュアル、シングルチャネルのファイバーチャネルHBAとThunderLinkアダプタは、主要なストレージプロバイダのハイエンド、エンタープライズクラスの幅広いストレージシステムでの使用が認められています。

ATTO Configuration Toolsは、ATTOホストアダプタの設定をカスタマイズし、ストレージ接続のパフォーマンスを最大化することができます。

ホストアダプタの工場出荷時の設定は、幅広いアプリケーションに優れたパフォーマンスを提供しますが、一部の特殊なアプリケーションでは、アダプタの設定を調整することで、特定のパフォーマンス範囲にアダプタを調整することができます。設定ツールは、ホストアダプタを最適化するための強力なツールです。さらに、このユーティリティは、現在使用中のドライバとフラッシュ・ファイルを確認し、ハードウェア・フラッシュを更新するためにも使用できます。

Windows®、Linux、およびmacOS®オペレーティング・システムで利用可能です。また、vConfigTool™を通じてVMwareでも利用可能です。ATTO ConfigTool™ には、サポートされている ATTO 製品が必要です。

XstreamVIEW™ は、XstreamCORE ストレージ・コントローラ用の新しいユーザー・インターフェイスです。

ストレージ・コントローラ製品の設定、監視、管理のためのリモート管理ユーザー・インターフェイスで、以下のような高度なチューニング機能を提供します：

• パフォーマンスのモニタリングと分析
• 診断およびデータ転送解析へのリアルタイムアクセス
• トラブルシューティングツール
• 「自宅への電話」電子メール通知

ATTO Xtend SAN™ iSCSI Initiator for Macシステムにより、macOS®ユーザーは、信頼性が高く、安全で、相互運用性の高いiSCSIストレージへの接続が可能になります。Xtend SANは、完全にサポートされており、macOSの新しいバージョンがリリースされるたびに更新されるため、ダウンタイムが問題になることはありません。iSCSIにより、ユーザは、ネットワーク接続ストレージの利点を享受しながら、イーサネットの専門知識とインフラストラクチャを活用することができます。

ATTO 360™ Networkingは、ATTO FastFrame SmartNICとThunderLink Thunderbolt to Ethernetアダプタを最大限に活用するために設計されたパフォーマンスチューニング、分析、監視ツールを備えたイーサネットストレージ最適化のための万能アプリケーションです。ATTO 360 Networkingは、設定を簡素化し、パフォーマンスを最適化し、リアルタイムのメトリクスを分析して、最高のパフォーマンスと最も効率的なストレージネットワークを実現します。

ATTO Disk Benchmark for Windowsは、高性能ストレージおよびネットワーク接続製品の世界的なリーディング・プロバイダであるATTOが提供するツールで、トップ・ドライブ・メーカーがドライブの構築やテストに使用し、ITプロフェッショナルがITエコシステムの維持に使用し、主要なハードウェア・レビュー・サイトがベンチマーク・スイートに採用しています。このソフトウェア・パッケージは、以下のようなフル機能を備えています：

• スナップショットのキャプチャまたは継続的なベンチマークの実行
• ファイルシステム経由でネットワークまたはブロックストレージのパフォーマンスを測定する機能<>/li>
• 可変転送サイズとキュー深度のサポート
• ファイル・システム上で非破壊パフォーマンスを実行
• カスタム転送サイズ
• 各テストで複数のディスクをサポート