ATTO XstreamCORE™ー8100T
ATTO社から、SASのデバイスを簡単にストレージネットワーク(FC-SAN/IP-SAN)へ簡単に接続できる変換インテリジェントブリッジXstreamCOREという製品があります。
32GーFC(FibbreChannel)→12GbpsSAS XCFC-7600
40GbpEthernet→12GbpsSAS XCET8200,8200T, 8100T
GUIからの簡単な設定で、すぐにSASのストレージデバイス、テープデバイスをストレージネットワーク(FC-SAN、IP-SAN)に接続して、複数のサーバから複数のSASのデバイスにアクセスできるようになります。今回はその中でも12GbpsSASのTapeデバイスに特化したコンパクトな筐体、かつリーズナブルなモデルのXstreamCORE ET-8100Tをご紹介します。
ET-8100Tの筐体はMacユーザにはご愛顧されている同じくATTO社のThunderLinkシリーズの筐体と同じコンパクトなサイズです。

12GーSAS(MiniSAS HD)を1ポート(4SASデバイス)、10Gbps(RJ45・SFP)とEtherentのデータ通信用ポートを2つ、管理用1Gbps(RJ45)1つ装備しており、テープデバイスをETー8100TのSASのポートに接続するだけで、iSCSIネットワーク側にテープデバイスを公開できます。Tapeに特化したモデルになりますので、SASのテープデバイスのみのサポートになります(ストレージを接続しても認識できません)
ラインナップは、Ethernetのポート仕様の違う2モデルがあります。
●RJ45のモデル XCET-8100-TN0
●SFPのモデル XCET-8100-TS0 があります。
以下の画像は、Ethernetが10GbpsSFPポートのXCET-8100ーTS0になります

今回、弊社LabにてMagstor LTO9(IBM)テープドライブを使って検証をしました。

今回は、簡単に設定できるWebGUIでの設定、確認方法をご紹介します。※一部SSH(コマンドラインも紹介)
===【コンテンツ】=============================
(1)Windows2022からのiSCSIイニシエータでの認識
(2)MacOS ATTOのXtendSASユーティリティでの認識
(1)日付の設定 ※GUIではできないのでCLIで設定する
(2)各種情報の確認コマンド
11.ATTO XstreamCore8100T Installation Video
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(1)管理ポートは、工場出荷時に192.168.0.1/16になっているのでWebブラウザ(推奨)もしくはsshでログインして管理ポートのIPアドレスを環境に併せる。
User:admin
パスワード:ATt<シリアル番号> ※以下はSNがET-8100T100023の場合

(2)GUIでの管理ポートの設定
ログインしたら、「Ethernet」タブの”Management”で、管理ポートの設定をします。

2.system状態の確認
「System」タブにて、ET-8100Tのシステムの情報と状態、Ethernetポート(管理用、データ通信用<DP1.DP2>)、筐体温度の確認ができます。

iSCSIポートのIPアドレスを設定します。「Ethernet」タブのDataPoer1/2にて設定します。

ET-8100TのSASポートにLTO-9を接続すると、「iSCSI」タブの”Mapping Mode”が”Auto”(Default)の場合は、自動でテープデバイにiqnを割り当てます。
「Storage」タブで確認できます。

2.でISCSIのデータポートに設定したIPアドレスでイニシエータから検索します。
(1)Windows Server 2022 (以下Windows 2022)からのiSCSIイニシエータでの認識

(2)MacOS(Sequoia 15.7.1) ATTOのXtendSASユーティリティでの認識
ATTOのXtendSANユーティリティ(iSCSIイニシエータ)にて、テープデバイスを認識する

【注意!】Mシリコンの場合、ATTOのXtendSANツールやLTFSドライバ等のインストールを許可するには
MacOSのセキュリティを下げる必要がある。
イニシエータからET-8100Tに接続(Login )すると、「iSCSI 」タブの”Logins”にイニシエータのiqnが表示される。
以下、Windoss2022がログインしている状態

6.までの状態で、イニシエータはテープドライブを認識できますが、今回はバックアップソフト等は使用しないので、OSからテープドライブをファイルシステムとして認識できるように、LTFS(Linear Tape File System)のドライバ/ユーティリティを追加導入する。これにより、テープドライブをボリュームとして扱える(ファイルをテープドライブにドラック&ドロップできる)
今回、検証はQuantum社のLTFSツールを使用した。
(1)Windows2022へのLTFSドライバ/ユーティリティインストール
QuantumLTFSツールのインストールだけでなく、以下の設定をレジストリへ登録する


レジストリの設定をしないと、LTFSのドライブは認識されるが、カセットをロードすると”X”になる

レジストリの設定を反映させると、使用できる

(2)MacOSへのLTFSドライバ/ユーティリティのインストール
前述のセキュリティレベルの変更、インストール時には注意点がある。
LTFSのドライバ/ユーティリティをインストールするにはmacfuseのインストールも必要!
macfuseは、今回の検証では最新のバージョンではなく、少し前のバージョンを使用する必要があったので注意!


ET-8100TのWebGUIにて、接続したTapeデバイスの各種情報が確認できます。
「Storage」に認識されているデバイスの右上にあるメニューにて、各種情報を確認できます

SSHで接続するとコマンドラインでWebGUIではできない設定が各種用意されております。一部を詳細しますが、詳細はATTOのマニュアルダウンロードサイトからXstreamCORE 8100T Installation and Operation Manualをご参照ください。
(1)日付の設定 GUIではできないのでCLIで設定する

(2)各種確認コマンド

11.ATTO XstreamCore 8100T Installation Video
